5.ドラゴンボール ベジータ

ドラゴンボール―完全版 (16) ドラゴンボール―完全版 (16)
鳥山 明 (2003/07/04)
集英社

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<あらすじ>
 地球を征服しにやってきたけど、気づくと凶器な肉体をした女科学者と家庭を持っていた、という不思議な宇宙人。あ、なんか違う? ドラゴンボールのあらすじを知らない人など、いないだろうから割愛。

<ベジータのツンデレステイタス>
 この人を挙げたくなくて、挙げたくなくて。
 私にとっては、ツンデレなどという記号では表しきれないほどツッコミどころ満載のキャラだ。極悪人であり、ケダモノであり、小悪党的でもあり、チビでもあり、その上愛妻家という、いろいろな要素が入りすぎて、とてもツンデレなんて言葉だけでは…… いやいやいや。

 しかし、まごうことなくツンデレである。
 彼のツンデレ具合について語りはじめると、軽く2Gくらい行ってしまうので、ポイントを押さえるが、ツンの部分は「なんとなく居候して、なんとなくそのうちの娘とやっちゃっただけで、愛情? ナニソレ食えるの?」という、カケラも人間味を感じない展開(反面、男としてはなんだかありがちな選択だが)の上、一緒に生活しはじめてからも、あっさりと地球人を大量虐殺してしまう鬼畜っぷりである。
 そこまでしても主人公には敵わないのだから、気の毒過ぎて涙が出てくる。セル編などは、ハンカチなしには読めない。芸術家然としてテレビに出ている○太郎を見たときでも、ここまで心は痛まない。

 そんな彼が、主人公に対し「オレの女に手を出すな」(超意訳)と怒るのである。いつの間に、そんな人間的な感情を! ウォーズマンだってビックリだ!
 愛情関係があるなどと、まったく信じずに読んでいただけに41巻までの歴史は長い。「あり得ない!」「嘘!」「なんだってー!」キバヤシほか、ありとあらゆる効果音が乱れ飛ぶね。そして吉村作治ばりに注意深く既刊を発掘すると、どうも彼のなかで何かが芽生えているような、芽生えていないような、そんな兆しが感じられるのだ。
 まさにツンデレとは究極のチラリズムと見つけたり。
 彼は惑星ベジータの王にはなれなかったが、今のところ、キング・オブ・ツンデレ、ツンデレ界に君臨するトップアスリートであることは間違いないと思う。

<その他属性>
・残虐非道
・素直じゃないようで、わりと素直
・目つきが悪い
・チビ
・永遠のナンバー2

theme : 週刊少年ジャンプ全般
genre : アニメ・コミック

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  • 年期の入ったヲタ。漫画中毒。立てばたぬぞう座ればチョコボ、歩く姿はアラレちゃん。
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